給与所得者は会社から毎月給与を振り込まれています。
税金の計算および納税は経理・総務部門で行われます。
しかし、総務・経理部門は会社の収益、費用、損益を計算し財務諸表を作成する必要があるため、
従業員の給与計算、源泉徴収税額の計算、源泉徴収税額の納税を一括して行っています。
したがって、従業員個人個人の税金額を節税する相談には応じてくれません。
基本的な税金の計算は年末調整時までに従業員個人個人が申請した
「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」に従って行われます。
「税金の計算および納税は総務・経理部門でやってもらっているから知らなくてもいいや・・・」
となっています。
個人個人の銀行口座に振り込まれた金額は源泉徴収税額を天引きされた手取額です。
何かの都合で源泉徴収票を取り寄せるまでは、
収入金額はいくらで税金はいくら払っているのかを意識することはありません。