社会志向のマーケティングは、米国で1960年代に消費者運動(コンシューマリズム)が発生した
のをきっかけにして発展してきました。
現代では、企業の社会的責任(CSR)が注目されており、
社会志向のマーケティングの考え方がより一層重要になっています。
従来のマーケティングでは、企業と顧客という2者の関係を中心に考えます。
しかし、社会志向のマーケティングでは、2者に加えて「社会」との関係
を考える必要があります。
例えば、顧客志向のマーケティングによって企業と顧客が満足していても、
地球環境の汚染や資源の枯渇などを引き起こすことは、
社会にとってマイナスとなります。
社会志向のマーケティングでは、企業と顧客に加えて、
社会の利益も追求していくことが必要になります。
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