決してこちらが素人集団でなく、ある程度の技術を持ったプロ集団である
ことを信頼づける役割を果たしています。
誰もが知っている大企業ならともかく、中小の無名の会社が広告をつくる場合、
つねにお客様からは「騙されるのではないか」という疑いの目で見られます。
たとえばトヨタやホンダの自動車を購入しようと思ったとき、
「この車、ハンドルを右に切ったとき、はたして車は右に曲がるんだろうか?」
などと疑う人はいません。
しかし、無名の自動車会社がつくった車であれば、
そういうところから逐一、
大丈夫であることをお客様に説明しなければならないわけです。
価格の低い高いに限らず、お客様を納得させ、
商談を成立させるためには、売る側は安心と信頼を確保しなければなりません。
いまやランチを食べるときでも、
感染対策がなされているかが焦点になる時代です。
あらゆる営業に、そのプロセスは求められているでしょう。
「マンダラ広告作成法」で広告を考えることは、
その安心と信頼を確保する手段を、
さまざまな角度から検討し、
実際にお客様に提示していく作業になります。
だからこそ人材育成の手段にもなれば、
経営戦略を立てる指標にもなってくるわけです。