まず「マンダラとはそもそも何か」ということですが、
「マンダラ=曼荼羅」と書きます。
曼荼羅とは、主に密教の真理を視覚的に表したもので、
空海が唐から日本に持ち帰り、広まりました。
曼荼羅がつくられた理由というのは、「説明するため」です。
つまり密教の世界観を伝えたいけれど、一般人には難しく、
口頭ではなかなか伝わらないから、
「ビジュアルで説明しよう!」ということです。
「ビジュアルのほうが6倍以上、伝わりやすい」
じつはお坊さんたちも、広告をつくる私たちと同じような発想で曼荼羅を作成していたわけです。
いわば曼荼羅は最初から「密教の広告のようなもの」として生まれていたものだったともいえるでしょう。
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